エスニックラグ・ボヘミアンラグ|スタイルの原点になったモロッコのラグ
エスニックラグと聞いて思い浮かぶのは、色とりどりの幾何学模様に房の付いたラグでしょう。店に並ぶものの多くは、化学繊維にそれらしい柄を織るかプリントしたものです。けれども、このスタイルには手本があります。一九六〇年代から七〇年代、旅人たちがモロッコから持ち帰った色鮮やかなウールのラグです。ボヘミアンと呼ばれる部屋の景色は、そこから生まれました。このページに並ぶのは、その手本のほうです。アジラル、ブジャド、ベニムギルド。どれも手結びで、同じものは二枚とありません。
アトリエより
現在コレクションにあるエスニックラグ・ボヘミアンラグ

アジラル「ラティス・ヘリテージ」
228 × 152 cm
€1,157

ベニ・ムギルド「コバルトの格子」
421 × 200 cm
€5,562

プティ・アジラル「プティ・トレリス」
158 × 101 cm
€1,577

アジラル「コットン・クラウド」
262 × 142 cm
€1,235

アジラル「モチーフ・サンプラー」
300 × 80 cm
€1,547

アジラル「ヴェッセル・パネルズ」
300 × 205 cm
€1,797

アジラル「クロマティック・タワー」
300 × 220 cm
€1,797

アジラル「クロマティック・コンステレーション」
300 × 203 cm
€1,547

プティ・アジラル「アラバスター・ドリーム」
164 × 106 cm
€1,577

ベニ・ムギルド「直線のクリムゾン」
341 × 172 cm
€4,041

アジラル「ウーヴン・ジオメトリー」
275 × 175 cm
€1,547

アジラル「サンセット・シェブロン」
390 × 81 cm
€1,547
エスニック、ボヘミアンはどこから来たか
ボヘミアンは、もともと暮らし方を指す言葉でした。芸術家や旅人が、旅先で見つけたものを部屋に集める。その旅の道筋にモロッコがありました。マラケシュやタンジェから戻った人は、ラグを一枚抱えていました。
そのラグは羊毛で、手で結ばれ、決まった配色も左右対称の柄もありませんでした。結び手は下絵を使わず、菱形を置き、途中で色を変え、思いついた印を足します。この自由さこそが、いまエスニックやボヘミアンと呼ばれるものの中身です。プリントではまねができません。
三つの産地、三つの色づかい
アジラルはハイアトラスのラグです。生成りの明るい地に、ピンク、黄、青、オレンジ、黒の記号や線が置かれます。三つのなかでいちばん軽やかで、白い壁の部屋になじみやすいのが特徴です。
ブジャドは平野の産で、赤、ピンク、オレンジをぎっしり重ねます。温かく、濃い印象です。ベニムギルドは中部アトラスのラグで、えんじや青の深い一色を地にし、柄は帯や格子だけ。色を一つにしぼりたいときに向いています。
色をまとめるこつ
うまくいく部屋は、全部がエスニックではありません。色はラグにまかせ、ソファ、壁、カーテンは無地で静かにします。ラグから一色か二色を拾い、クッションやブランケットでくり返せば、それで十分です。
植物、籐、リネン、塗装していない木は、どの色とも合います。失敗のほとんどは、小物の増やしすぎです。マクラメ、ビーズ、柄違いのクッションをいくつも重ねると、部屋は舞台装置になります。大きなラグ一枚のほうが、流行が過ぎたあとも残ります。
重ねて敷く
ラグを重ねるのも、このスタイルらしい敷き方です。ジュートやサイザルの平らで大きなラグを下に敷き、その上に小さめのウールのラグを、少しずらして置きます。広い床を覆いながら、座る場所に色が来ます。
毛足の長いラグどうしを重ねると、ずれて落ち着きません。その場合は並べて、端を少しだけ重ねてください。寝室なら、ベッドの両側に柄の違うランナーを一枚ずつ。色が一つ共通していれば、ばらばらには見えません。
このページのラグについて
百三十三枚あり、百二十枚がアジラルです。ベニムギルドが十一枚、ブジャドが二枚あります。半数あまりは多色のラグで、生成りの地のもの、えんじ、青が続き、ピンク、藤色、フューシャ、黄がそれぞれ数枚あります。柄は記号と菱形の格子が中心です。
200×300センチ前後のものが五十七枚でもっとも多く、ランナーが二十二枚、それより小さなラグが五十枚近くあります。いちばん大きなものは220×402センチで、300×400センチ級の大判はこのなかにはありません。一点ものですので、実寸は各ラグのページでご確認ください。送料・関税・税金込みでご自宅までお届けします。
当社について確かめられること
- 産地
- モロッコ製アトラス地方で手結びされたベルベルラグ。すべて一点ものです。
- 仕立て
- 手結びの羊毛各工程で検品——機械タフトは一切ありません。
- 配送
- 関税込み送料無料。関税と税金は価格に含まれています。
- 返品
- 14日間お届け時の状態で、購入代金を全額返金。
よくあるご質問
質問
- エスニックラグとボヘミアンラグは違うものですか?
- ほぼ同じものを指します。民族的な柄と自由な色づかいのラグのことで、どちらも手本はモロッコなどの手結びのラグです。
- エスニックなラグは日本の部屋に合いますか?
- 合います。白い壁とフローリング、無地のソファという部屋ほど、色のあるラグが映えます。ラグ以外を静かにするのがこつです。
- どんな色を合わせればよいですか?
- ラグの中から一色か二色を拾ってくり返します。テラコッタ、からし色、えんじに、藍や緑を一つ添えるとまとまります。
- ラグを重ねて敷いてもよいですか?
- はい。ジュートなど平らなラグの上に、小さめのウールのラグを重ねるときれいです。毛足の長いラグどうしは、ずれるので並べて敷いてください。

作品の背後にいる人
「ご購入の前に、実際の絨毯を自然光で撮った動画をお送りします——カタログ写真ではありません。メッセージには私自身が返信します。」
ユセフと申します。この市場は仲介者と、本物として売られる機械製の模倣品であふれています。私は織機のすぐ近くで育ち、その違いを知るに足る環境にいました。だからこそ ARINID を始めました。
当社が扱う作品はすべて一点もので、モロッコで手結びされています。お部屋に合う寸法をご相談されたいなら、私がメッセージの向こうにいます。この水準の絨毯は三十年の選択です。売り手の目をまっすぐ見られるべきです。
ユセフ
創業者、ARINID