ウールラグ|手織りウール100%ラグの選び方
ウールラグは、冷たい床、響く音、すぐにへたる敷物という悩みに対する、いちばん古くていちばん確かな答えです。ウールは踏まれても起き上がり、熱と音を吸い、きちんと作られたものなら何十年も使えます。このページのラグはすべてウール100%で、モロッコで一枚ずつ手結びされたものです。ベニワレン、ベニムリルト、ベニムギルド、アジラル、ブジャド。細長いランナーから広いリビング用の大判まであり、どれも一点ものです。ここでは、ウールという素材の性質、良いウールラグの見分け方、部屋ごとの選び方をまとめました。
アトリエより
現在コレクションにあるウールラグ

アジラル「ローズ・モザイク」
320 × 205 cm
€1,797

ベニ・ムリルト「グラフィック・トープ」
320 × 250 cm
€3,982

ベニ・ムリルト「クリーム・ディヴィジョン」
400 × 302 cm
€5,997

ベニ・ムリルト「グラファイトの線」
376 × 255 cm
€3,898

ウアラン「ホワイトの装飾」
360 × 178 cm
€4,366

ベニ・ムリルト「リニア・テラ」
300 × 200 cm
€2,695

アジラル「インディゴ・ジオメトリー」
335 × 200 cm
€1,797

ベニ・ムリルト「ウーヴン・スノー」
400 × 300 cm
€4,827

ベニ・ムリルト「グラフィック・スノー」
400 × 300 cm
€5,698

ベニ・ウアレン「ツイン・トライアングル」
315 × 200 cm
€1,797

アジラル「シェパーズ・パス」
240 × 132 cm
€1,157

アジラル「トリプル・コラムズ」
315 × 200 cm
€1,797
ウールという繊維の強み
ウールの繊維は生まれつき縮れていて、ばねのような弾力があります。家具の脚や人の足で押されても、時間がたつと自分で起き上がります。ウールラグが通り道でもボリュームを保つのはこのためです。繊維の表面はうろこ状で、羊の天然の脂であるラノリンがわずかに残っています。こぼした水分はまず表面で玉になるので、すぐに押さえれば、しみになる前に取れることがほとんどです。
ウールは空気中の湿気を吸って、また放出します。べたつかずに湿度をならすので、夏はさらりと、冬は暖かく感じます。静電気が起きにくく、化繊のようにほこりを引き寄せません。さらに燃えにくい繊維でもあります。溶けて広がるのではなく、炭化して自然に消えます。
手結び・手織り・ハンドタフテッドの違い
手結びのラグは、パイルの糸を一本ずつ経糸に結びつけ、緯糸で固定して作ります。接着剤は使いません。構造そのものが糸を支えているので丈夫で、水洗いも修理もできます。キリムのような平織りはパイルがなく、薄く軽く、裏表なく使えるものが多い敷物です。
ハンドタフテッドは上から見ると似ていますが、作り方が違います。専用の道具で基布に糸を打ち込み、裏からラテックスで固めて布を貼ります。年月とともに接着剤が劣化し、修理もほとんどできません。見分けるには裏返してください。裏に柄が結び目の粒として見え、フリンジがラグ本体からそのまま出ていれば手結びです。裏が布で覆われていればタフテッドです。
日本の住まいとウールラグ
靴を脱ぎ、床に座ることの多い日本の暮らしでは、肌に直接ふれるラグの素材がそのまま居心地になります。ウールは冬に床の冷たさを遮り、夏は湿気を吸ってべたつきにくいので、一年を通して敷いたままにできます。
床暖房やホットカーペットの上でも使えます。ウールは熱で傷みませんが、厚いパイルは断熱材のように働き、暖まるのに時間がかかります。温度は低めに設定し、長時間の高温は避けてください。梅雨から夏にかけては、ときどきラグをめくって床との間に風を通し、晴れた日に陰干しすると、湿気がこもらず快適に保てます。
毛足の長さで選ぶ
ベニワレンやベニムリルトのように密度が高く毛足の長いウールラグは、座ったり素足で歩いたりする場所に向いています。ソファの前、ベッドの下、読書のコーナーなどです。冷たい床を遮り、硬い面の多い部屋の反響をやわらげます。
玄関まわりや廊下、ダイニングテーブルの下には、短めのパイルが実用的です。掃除機がかけやすく、椅子も引きやすくなります。毛足がやや短く、色と自由な模様が特徴のアジラルはこうした場所によく合います。無地より柄のあるラグのほうが、毎日の小さな汚れも目立ちません。
無染色のウールと染めたウール
羊毛は真っ白ではありません。羊によって、アイボリー、クリーム、砂色から、茶、チャコールまで幅があります。ベニワレンやベニムリルトの多くは、この天然の色をそのまま生かしています。明るい地に濃い線が入る柄は、色の違う二種類の羊毛で作られたもので、プリントではありません。手紡ぎの糸は太さも色も均一にならないため、面のなかにかすかな濃淡が生まれ、それが表情になります。
色を楽しむなら、ピンク、サフラン、ターコイズ、テラコッタなどに染めた糸を使うアジラルがあります。ウールに染めた色は化繊よりも落ち着いて深く見えます。強い日差しはどんな色も少しずつ淡くするので、年に二回ラグを半回転させると、均一に変化します。
お手入れの基本
掃除機は週に一度、回転ブラシを止めるか、ブラシのないノズルで、毛並みにそってかけます。新しいウールラグは最初の数か月、遊び毛が出ます。結ぶときにパイルの中に残った短い繊維が抜けるもので、品質の問題ではなく、使ううちに自然におさまります。
しみは白い布ですぐに押さえ、こすらずに吸い取り、冷たい水で軽くたたきます。スチームクリーナー、熱いお湯、漂白剤、強いアルカリ性の洗剤は使わないでください。熱と摩擦とアルカリが重なると、ウールはフェルト状に縮みます。ラグは世界中へ送料無料でお届けし、関税と税金も含まれています。正確な寸法はそれぞれのラグのページに記載しています。
当社について確かめられること
- 産地
- モロッコ製アトラス地方で手結びされたベルベルラグ。すべて一点ものです。
- 仕立て
- 手結びの羊毛各工程で検品——機械タフトは一切ありません。
- 配送
- 関税込み送料無料。関税と税金は価格に含まれています。
- 返品
- 14日間お届け時の状態で、購入代金を全額返金。
よくあるご質問
質問
- ウールラグの遊び毛はいつまで続きますか?
- 多くは数か月でおさまります。結びと刈り込みのときに残った短い繊維が抜けているだけなので、回転ブラシを使わずに掃除機をかけていれば自然に減っていきます。
- ウールラグは夏も使えますか?
- 使えます。ウールは湿気を吸って放出するので、汗ばむ季節でも化繊のようにべたつきません。梅雨どきは、ときどきめくって風を通すとより快適です。
- 床暖房やホットカーペットの上に敷けますか?
- 敷けます。ウールは熱で傷みません。ただし厚手のラグは熱を通しにくいので、低めの温度で使い、長時間の高温は避けてください。
- ウールラグは洗濯機で洗えますか?
- 洗えません。手結びのウールラグは、冷たい水とウール用洗剤で手洗いするか、専門のクリーニングに出します。先に色落ちを確かめ、一日から二日で完全に乾かすことが大切です。
- ダニが心配です。
- どんなラグでも、週に一度の掃除機と換気が基本です。ウールは湿気をためこみにくい素材ですが、梅雨から夏は陰干しで湿気を逃がしてください。アレルギーのある方は医師にご相談ください。

作品の背後にいる人
「ご購入の前に、実際の絨毯を自然光で撮った動画をお送りします——カタログ写真ではありません。メッセージには私自身が返信します。」
ユセフと申します。この市場は仲介者と、本物として売られる機械製の模倣品であふれています。私は織機のすぐ近くで育ち、その違いを知るに足る環境にいました。だからこそ ARINID を始めました。
当社が扱う作品はすべて一点もので、モロッコで手結びされています。お部屋に合う寸法をご相談されたいなら、私がメッセージの向こうにいます。この水準の絨毯は三十年の選択です。売り手の目をまっすぐ見られるべきです。
ユセフ
創業者、ARINID