ベニワレン風ラグと本物のベニワレン|違いと選び方
ベニワレン風ラグは、生成りの地に黒い菱形という、あの見た目を写したラグです。多くはポリエステルやアクリルを機械で織ったもので、手ごろで、洗濯機で洗えるものもあります。一方、本物のベニワレンは、モロッコのアトラス山脈で羊毛を一目ずつ手で結んだ一点ものです。写真では似て見えても、素材もつくりも、年月が経ったあとの姿もまったく違います。このページでは、その違いと、どちらを選ぶべきかを正直にまとめました。
アトリエより
現在コレクションにあるベニワレン風ラグと本物のベニワレン

ベニ・ウアレン「ペール・ラティス」
320 × 200 cm
€1,797

ベニ・ウアレン「カーヴド・レリーフ」
290 × 210 cm
€1,797

ベニ・ウアレン「シェブロン・レリーフ」
318 × 195 cm
€1,797

ベニ・ウアレン「クリーム・パッセージ」
300 × 220 cm
€1,797

ベニ・ウアレン「同心の余白」
306 × 206 cm
€1,797

ベニ・ウアレン「オープン・クロッシングス」
310 × 206 cm
€1,797

ベニ・ウアレン「チャコール・ラビリンス」
300 × 218 cm
€1,797

ベニ・ウアレン「オリーブ・アーチ」
310 × 210 cm
€1,797

ベニ・ウアレン「ドローン・ラティス」
300 × 205 cm
€1,797

ベニ・ウアレン「ウィスパー・グリッド」
315 × 205 cm
€1,797

ベニ・ウアレン「クリーム・ラティス」
250 × 146 cm
€1,797

ベニ・ウアレン「インク・ダイヤモンズ」
310 × 210 cm
€1,797
「ベニワレン風」とは何か
「風」と付くラグは、ベニワレンの柄を手本にした量産品です。素材はポリエステル、アクリル、ポリプロピレンなどの化学繊維が中心で、機械織りか、基布に糸を打ち込んで裏を接着剤で固めたタフトという方法でつくられます。
同じ柄を何千枚でも同じ寸法でつくれるので、価格は抑えられ、サイズも選びやすくなります。滑り止め付き、洗えるといった機能を備えたものも多く、それ自体は悪いものではありません。ただ、名前が似ているだけで、本物とは別の製品です。
本物のベニワレンとは
ベニワレンは、モロッコ中部アトラス山脈に暮らすベルベル系の部族の名前です。冬は雪が積もる土地で、女性たちは羊の毛を紡ぎ、厚いラグを結んできました。もとは床に敷く飾りではなく、寝具や毛布として使うものでした。
地の色は羊毛そのままの生成りです。柄は菱形の格子や数本の線だけで、下絵はありません。結び手が記憶をたよりに一段ずつ結ぶので、同じものは二枚とできません。この簡素さが、二十世紀の建築家たちに選ばれた理由でもあります。
見て、触って分かる違い
まず裏返してください。本物は裏にも柄が見え、小さな結び目が不揃いに並んでいます。布が貼ってあればタフト、目が完全に整っていれば機械織りです。フリンジは、本物では経糸の端そのもので、あとから縫い付けたものではありません。
次に手で押してみます。ウールは弾力があり、押した毛がすぐに起き上がります。艶は控えめです。化学繊維はつるりとして少し光り、踏んだところが寝たままになります。柄にも違いが出ます。本物の菱形は一つずつ大きさが違い、線はわずかに揺れ、縁もまっすぐではありません。
年月が経つと差が開く
化学繊維のラグは、敷いた初日がいちばんきれいです。毛は少しずつ寝て、通り道は灰色がかり、数年で替えどきが来ます。タフトのラグは接着剤が乾くと毛が抜けはじめ、直すことはできません。
手結びのウールは逆の道をたどります。毛が落ち着き、艶が出て、色はやわらかくなります。専門のクリーニングで水洗いができ、すり減った部分は結び直せます。何十年も使えるというのは、この意味です。一年あたりで考えると、高い買い物とは限りません。
「風」で十分なとき、本物を選ぶとき
数年だけ使うつもりのとき、洗濯機で丸洗いしたいとき、小さな子どもやペットがいて汚れを気にせず使いたいとき。そういう場面では、ベニワレン風ラグは合理的な選択です。何を買っているかが分かっていれば、問題はありません。
長く暮らすリビングや寝室に、素足で気持ちのよい一枚を置きたいなら、本物を選ぶ意味があります。大切なのは表示を読むことです。素材と製法が書かれていない商品は、名前だけで判断しないでください。
このページのラグについて
ここに並ぶのは十二枚の本物のベニワレンです。「風」の商品が手本にしている、生成りからアイボリーの地に菱形の格子や線が入ったものを選びました。八枚が格子(多くは菱形)、四枚が線の柄です。すべてウールで、モロッコで手結びされています。
十一枚は幅195〜220センチ、長さ290〜320センチで、200×300センチ前後のリビング向きの大きさです。残る一枚は146×250センチです。一点ものですので、実寸は各ラグのページでご確認ください。送料・関税・税金込みでご自宅までお届けします。
当社について確かめられること
- 産地
- モロッコ製アトラス地方で手結びされたベルベルラグ。すべて一点ものです。
- 仕立て
- 手結びの羊毛各工程で検品——機械タフトは一切ありません。
- 配送
- 関税込み送料無料。関税と税金は価格に含まれています。
- 返品
- 14日間お届け時の状態で、購入代金を全額返金。
よくあるご質問
質問
- ベニワレン風ラグと本物はどこで見分けますか?
- 裏面です。本物は裏にも柄が見え、不揃いな結び目が並びます。布が貼られていればタフト、目が完全に均一なら機械織りです。素材表示がウールかどうかも確認してください。
- 本物のベニワレンは洗濯機で洗えますか?
- 洗えません。普段は回転ブラシを止めた掃除機で十分です。全体を洗うときは、手結びラグを扱う専門のクリーニングに出してください。
- グレーのベニワレンはありますか?
- 伝統的なベニワレンの地は、羊毛そのままの生成りです。グレーの地のものは、現代に染めてつくられたものか、化学繊維の「風」の商品であることがほとんどです。
- 玄関マットの大きさの本物はありますか?
- ベニワレンは大判が中心で、当店では146×250センチが最小です。小さなサイズをお探しなら、アジラルに多くあります。

作品の背後にいる人
「ご購入の前に、実際の絨毯を自然光で撮った動画をお送りします——カタログ写真ではありません。メッセージには私自身が返信します。」
ユセフと申します。この市場は仲介者と、本物として売られる機械製の模倣品であふれています。私は織機のすぐ近くで育ち、その違いを知るに足る環境にいました。だからこそ ARINID を始めました。
当社が扱う作品はすべて一点もので、モロッコで手結びされています。お部屋に合う寸法をご相談されたいなら、私がメッセージの向こうにいます。この水準の絨毯は三十年の選択です。売り手の目をまっすぐ見られるべきです。
ユセフ
創業者、ARINID